【イイナカ暮らしインタビュー】人との繋がりで農業チャレンジができています!

更新日:2025年04月22日

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  • 中村 実優さん(2024年3月インタビュー)
  • 愛知県出身。

那賀町地域おこし協力隊として2022年より着任。

“農業” を中心に現在活動中!

笑顔でインタビューを受ける中村実優さんの写真

-那賀町の協力隊になったきっかけは?

 当時徳島で他の仕事をしていたんですが、愛知の母が那賀町で協力隊の応募があるよ!って教えてくれて。そんな働き方もあるんだなあと興味を持ったのがきっかけです。地域おこし協力隊を通して那賀町を知ったのですが今思うとご縁があったのかなあって。それから実際に那賀町に足を運んでみました。見渡す限り深緑の山!山!山!にびっくりしましたがそれが私には新鮮で魅力的に感じました。景色も雰囲気も良いな!と思ったのが最初の印象です。

イチゴのビニールハウスの中に笑顔で立っている中村さんの写真

-活動について

 地域おこし協力隊の活動については、那賀町の農業をテーマに活動しています。いちごやゆず、おもとやけいとうなどの花卉の栽培に実際に携わらせてもらうことで農業の大変さや楽しさ、魅力を実感しています。その中でも今はメインでいちごの栽培にチャレンジしています。
全くの手探りの状態から始めたので農地探しや栽培方法など苦労と問題点がや山積みでした。まずハウスを探すところから始めましたがたくさんの人との繋がりで現在のハウスを紹介して頂きました。苗の購入や栽培方法も農家さんから教えてもらっています。人との繋がりで活動を支えてもらっていることを日々実感しています。

ビニールハウスの立て看板と笑顔の中村さんの写真

-平野シェアハウスの暮らしについて

 平野シェアハウスの暮らしについては想像していたより快適です。管理人さんや地域の方の紹介でたくさんの方と繋がることもできました。いつも気にかけてもらって声をかけて頂いたりたくさんのお裾分けを頂いたり(笑)公私ともにお世話になっています。
シェアハウスで出会った仲間とも一緒にいちご栽培に取り組んでいます。始めての連続で思うようにいかない事も多々ありますが試行錯誤しながら頑張っています。基本的に彼岸花の咲くころに苗植えをするそうです。今回苗植えが少し遅れてしまい成長が心配でしたが立派な実がたくさん実ってました。いちご栽培のプロジェクト名『幸那賀(さちなか)』には、那賀町からたくさんの人に『幸 さち』が届きますようにという思いを込めています。

赤く色づいた2粒のイチゴの写真
イチゴを持っている手元の写真

一口かじるとしっかりとした果肉に果汁があふれてきました。つやつやの真っ赤な実は程よい酸味と甘みがありとっても美味しいいちごでした!!(担当者感想)

ハウス内に赤いイチゴが実っているイチゴの苗の写真
幸那賀らぼと書かれた看板の写真

-今後の活動について

 4月からはいよいよ協力隊として最後の1年になります。
これからの活動としては那賀町で定住できるような準備を整えていきたいと思っています。
仕事や住まいなどまだまだ課題はたくさんあります。

これまでの活動で得たものを今後は那賀町の方々のために少しづつでもお返しできればと思っています。たくさんのありがとうの気持ちを届けられるように今後も活動していきたいです。

ー笑顔がキュートな中村さん。町内の色々なイベントや地域の催しなどにも積極的に参加し、地域に根差した活動を行っています。人との出会いと繋がり、充実した生活を送っていることが感じられました。都会にはない豊かさが那賀町にはあります。いろんなライフスタイルを探してみることで今後の人生にも大きな影響を与えていくでしょう。地域おこし協力隊という働き方をご検討されている方の参考にもなればと思います。ありがとうございました!

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