那賀の農業

更新日:2025年01月30日

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那賀町の農業は稲作を中心に、ゆず、すだちなどの果樹、おもと、ケイトウなどの花き類、晩茶、イチゴなど地域の気候や土壌に合わせた様々な作物が生産されています。全国第2位の生産量を誇る徳島県産ゆずの中でも木頭ゆずは市場で高い評価を受けています。また様々な事業者が果汁や果皮を活用した商品開発に取り組み、新たな雇用が生まれています。近年フランスをはじめとする海外での評価も得て新しい市場も見据えた取り組みでさらなる発展をめざしています。花き類では相生おもとをはじめ、ケイトウやシャクヤク、フリージア、ヒマワリなども相生の花としてブランド化されています。これらは複数の品目を組み合わせて生産することで年間を通じた出荷を行っており、西日本を代表する花の産地となっています。生産者同士のつながりも強く花きは品目ごと、ゆずは地区ごとに部会があり、生産ノウハウの共有や技術の向上に努めています。経験の浅い農業者に対してはベテラン生産者が手厚く指導する体制ができており、新規就農者のリスク軽減を図っています。

アグリステーションNAKA

収穫された芋が並んだコンテナの中にたくさん入っており、園児の皆さんと関係者の方々が3列に並んで写っている集合写真

農業の技術向上と地域貢献をめざして30代の農業後継者を中心に組織されています。視察研修会や子どもの農業体験などの活動で生産者同士のつながりを築いています。

JAアグリあなん農作業お助けセンター無料職業紹介所

ゆず畑で木にたくさん実っているゆずを男性が収穫している写真

JAアグリあなんが設立し、県、阿南市 、那賀町等と連携して取り組んでいます。繁忙期の収穫や選別、箱詰め作業など、人手が欲しい生産者と求職者をつなぎます。

お問い合わせ

JAアグリあなん経済部営農課
電話: 080-1991-8532

農業に関する支援

  • 徳島県農山漁村未来創造事業
    市町村や協同組合、多様な事業実施主体を対象に、地域農林水産業の持続的発展と農山漁村の活力創出に向けて、課題解決のための取り組みを支援します。
  • 那賀町農業次世代人材投資事業
    農業を始めてから経営が安定するまでの間、要件を満たす方に年間最大150万円の資金を支給します。
  • 経営体育成支援事業
    地域の担い手(中心経営体や農地中間管理機構から貸借権の設定等を受けた者)の育成・確保を推進するため、農業用機械などの導入を支援します。
  • 那賀町単独農業支援事業
    苗や種子の購入費や生産に関する資材費、鳥獣被害対策のための費用などに対して補助を実施し、生産者の負担軽減を図ります。

(注意)詳しくは那賀町役場農業振興課(電話:0884-62-3776)までお問い合わせください。

相生晩茶

作業員の男性と大きな木桶にお茶の葉が沢山入っている相生晩茶の作業工程を写した写真 相生晩茶の商品の袋の写真

お茶の産地相生地区で、大きな木桶に漬け発酵させてから天日干しにするという独特の製法で作られます。

相生おもと

沢山のおもとの緑色の葉が元気よく伸びている相生おもとの栽培所の写真とコンテナの中に入っている赤いおもとの実の写真

お正月の祝儀用生花として使用される植物で、品質、生産量ともに日本一を誇り、全国の花き市場へと出荷しています。

木頭ゆず

沢山のゆずが木に実っているゆず畑の写真とゆずを使った加工品の写真

那賀町の激しい寒暖差により、独特の香りを持つ木頭ゆず。
青果やゆず酢、飲料など、様々な加工品が作られています。

わじきイチゴ

真っ赤なわじきイチゴが沢山並んでいる写真

那賀川の恵みと豊かな土を活かした土壌栽培のイチゴ「わじき さちのか」は、大阪市中央卸売市場に出荷されています

ケイトウ

真っ赤なケイトウの花が沢山咲いている写真

花弁が特徴的な花で、主に盆や彼岸などの仏花(組み花)として利用されています。全国有数の生産規模を誇り主に関西の花き市場へと出荷しています。

収穫時期一覧表

この記事に関するお問い合わせ先

みらいデジタル課
電話番号:0884-62-1184
メールアドレス:mira-digi@naka.i-tokushima.jp