那賀町関東ふるさと会交流会大盛況のうちに終了しました。
那賀町住民、関東に在住する町出身者、町に興味のある方、まったく那賀町を知らなかった方（笑）を繋ぎ、那賀町の今を知っていただき、あらたな交流を生みだすことを目的として那賀町関東ふるさと会交流会が開催されました。
今年は那賀町地域おこし協力隊でありミュージシャンの越路よう子さんが代官山で代表を務めるライブハウス｢晴れたら空に豆まいて｣を会場としてお借りして開催しました。那賀町とはかけ離れた東京のおしゃれな街、代官山の駅に案内用の那賀町の幟を掲げ、まずはお客さまをご案内。
ふるさと会総会終了後交流会開始。越路さんをナビゲーターに軽妙なトークで会はすすんでいきました。まずは、越路さんが惚れ込んだ拝宮の農村舞台について、これまで数々の大物ミュージシャンを迎えての実施した農村舞台公演や今後の農村舞台でのブライダルプランなどについて美しい映像を交えて紹介されました
また徳島県出身の舞踊家で、民俗芸能の保存に力を入れていた桧瑛司さんが録り貯めた地域に残る民謡のアーカイブをＣＤとしてまとめた｢阿波の遊行｣も紹介され先行特別販売も実施されました。
続いて那賀町がドローン事業に取り組むきっかけをつくった元地域おこし協力隊 喜多幸司さん（一般社団法人 地域おこしドローン社）が壇上にあがりこれまでの取組や那賀町が東京大学渡研究室（渡邉英徳教授）との協力により進めている那賀町ドローンマップの３Ｄ化事業について説明。研究室から渡邉康太さん（首都大学東京大学院）を招いて成果を報告しました。研究室からお借りした没入型ディスプレイシステムＬｉｑｕｉｄ Ｇａｌａｘｙで迫力のある映像で那賀町の風景が映し出された瞬間、会場から歓声があがりました。
次に、那賀町の地域おこし協力隊の活動について、旧木沢村の出羽という地域で在来種を中心とした農業を実践されている海老名美希さん、江頭一晃さんが登壇。
遊休農地を活用して、地域の方の協力を得ながら様々な作物を作っている様子やこの地域にしかなく途絶える寸前だった「ちこもち」と呼ばれるもち米を受け継ぎ守り育てている活動などを報告。田植えイベントでの地域の方との交流や県外のマルシェでの販売の様子などスタイリッシュで笑顔があふれる映像からは充実した田舎暮らしが垣間見え交流会参加者からも大きな反響がありました。
第２部では、ユメを追う若者と題し２人の若者がライブを行いました。
まずは那賀町の夏の風物詩｢エキサイティングサマーin鷲敷｣にオーディションを勝ち抜きオープニングアクトとして出演が決定した地元那賀高校２年生のwaka（庄野若葉）さんが弾き語りを披露、歌い始めた瞬間から会場の誰もがその歌声に聴き入り歌の世界に引き込まれました。
次にもんてこい劇団出身の蔭岡めいさんが登壇。都会に出て行った出身者にふるさと回帰を呼びかける活動｢もんてこい｣の中心的活動であるミュージカルや、阿南市内の市民劇団で勉強を重ね、今はミュージカル女優を目指して上京して頑張るめいちゃん。歌やダンスで会場を一気にミュージカルの世界へ。ふるさとへの思いやこれからの決意を語り、もんてこいの劇中歌でもある｢たんぼの歌｣で会場を閉めました。
当日会場で提供された料理は那賀町から持ち込まれた食材を晴れ豆流にアレンジされた料理。ご来場のお客様からも好評でした。
メニュー
那賀町産新たまねぎの冷製ポタージュ
阿波尾鶏肉味噌おにぎり 葉わさび（木頭）包み
ラフテー ～ゆず味噌風味～
よもぎ お茶の葉てんぷら
木沢のとうふ・こんにゃくをつかったでこまわし（田楽） （ゆずみそのたれ）
徳島名物竹ちくわとフィッシュカツ（徳島県東京事務所より提供）
交流会には総勢８３名の方が来場、さまざまな角度から那賀町の魅力を発信し、新たな交流が生まれたと思います。那賀町ご出身の方も来られたことが無い方も１人でも多くの方に実際に那賀町に来ていただき
那賀町の魅力を体感していただきたいと思います。ありがとうございました。
なお、当日の模様について参加者及び関係者の方にＳＮＳ上で掲載いただきましたので、ｆａｃｅｂｏｏｋにてまとめてシェアさせていただきました。
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