2023年3月24日
つづく、あしなかづくり!
「あしなか」とは「足半」。
足半分くらいの小さめサイズのぞうりです。
昔、履物の代わりとして使われ、作られてきたあしなかは
今でも、木頭・西宇のおかあさんたちを中心に作り継がれています。
~あしなかができるまで~
輪っかにしたビニールのロープ紐を足にひっかけ手でひっぱり
4本の線にしたらスタート。
細長い帯状に切った布(Tシャツ、シーツ)をビニール紐の線に編み込み、また次の布を続きから編み込み…
と繰り返していくと!
4つの紐の線が布できゅっと締まり、草履の底ができあがっていきます
(( ここまではまだまだ基本! ))
途中から入ってくる工程の
「鼻緒に使う布縄づくり」と「鼻緒と布底をつなぐ」はかなりハイレベル!
2つの長い布を手足を使って張り、
両手をやさしく添わせるようにして縄をなう手つきは職人そのもの。
鼻緒を底に編み込む数々の手順は、流れるように進んでいきます。
手づくりが繋がれてきた町。
履物も作っちゃうかっこいい方々がいる町。
かわいらしい「あしなか」ひとつをとっても
那賀町らしさ、木頭らしさが見えてきた?!