那賀町の医療体制の在り方に関する今後の検討について
町立医療機関が存続の危機に瀕しています。町では直面する様々な課題を克服し、人口減少が進行する中でも持続可能で住民ニーズに沿った医療サービスを提供できる体制づくりが必要と考えています。
そこで町では新たな医療体制のビジョンを今後検討していくために役場の課の枠を超えた庁内の職員検討会議を設置しました。
また令和7年10月20日から11月5日にかけて町内8か所において、町民に対して医療の現状を説明する会も実施しました。今後、町民を交えて医療の未来のビジョンを検討する会「那賀町医療未来会議」を開催して那賀町の医療の未来について住民、行政、議会も含めて検討していきます。
那賀町の医療の現状について
那賀町医療機関の存続が危ぶまれています!
人口減少、医療人材不足など、町立医療機関を取り巻く環境は年々厳しさを増し、町立医療機関を存続させていくことが困難な状況になってきています。
今後も那賀町に医療を残し、町民の皆さんが末永く安心して暮らすことのできる那賀町としていくためには、町の医療体制を根本的に改革していく必要があります。
そこで、町民の皆様にも、改革の検討にあたって前提となる町立医療機関の現状についてご理解をお願いいたします。
現在の診療体制

現在那賀町では町職員として直接雇用している医師は1名、あとは県からの派遣をはじめ、様々な医療機関からの派遣や応援によって日々の診療が成り立っています。薬剤師や看護師などの医療スタッフも、確保が困難な状況が続いています。
町立医療機関の患者数の推移
町内公立医療機関の1日あたりの外来患者数は、この10年間で233人から138人へと、およそ41%減少しています。【人口減少率(-23%)を上回る減少】
庁内で唯一入院病棟がある上那賀病院の入院患者数の推移です。1日あたりの入院患者数は、この10年間で32人から15人へと、およそ53%減少しています。【人口減少率(-23%)を上回る減少】
町立医療機関の収支の推移
実質的収支は、赤字額がこの10年間で1.6億円から5.0億円へと、およそ3.2倍に拡大しています。
那賀町将来人口推計
那賀町の人口は、この10年間でおよそ23%減少し、今後25年間で半減するとの予測があります。
那賀町立医療機関を取り巻く課題と対応の方向性


この記事に関するお問い合わせ先
へき地医療戦略室
電話番号:0884-62-1141



