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冬季山岳合同救助訓練

那賀町消防署では冬季の山岳事故に対応する為、冬季山岳救助隊を編成し、降雪及び積雪の激しい過酷な現場において、遭難者の捜索活動、要救助者の救出を目的として運用しています。

その為毎年、他消防本部や県警の部隊と合同で訓練を実施し、知識及び技術の向上に努めています。

 

令和3年度は新型コロナウイルスの影響もあり、1回だけの訓練参加となりました。

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1月13日早朝から出発し、高知県香美市消防本部の方と登山を開始しました。

道中は積雪によって登山道が埋まり、ロープ等の資機材を使用し安全を確保しながらの登山となりました。

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一泊する山小屋に到着する頃になればあたりは暗く、猛吹雪となっていました。

気温はマイナス10℃、積雪は腰まで埋まる状況でラッセルという方法で雪をかき分け進んでいきました。

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2日目は要救助者のパッキング方法や救出方法、要救助者を担架に収容し搬送しながら下山する訓練を実施しました。

 

冬季の山岳事故(雪山の遭難、救助要請)はそれほど多くはありませんが、万が一の事案に備え日々訓練に励み、住民の皆様の安心・安全をお守りしたいと思っています。

 

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