四季美谷温泉にて、通報訓練および避難訓練、応急手当講習会を実施しました。
訓練内容は四季美谷温泉２階の客室より火災が発生し、実際に１１９番通報を行いました。通報時には火災状況や避難状況、被害者の有無などを報告します。
また避難訓練の際に、浴場のお客さん役の方が『靴は？靴はどないしよ？』という問いかけに対して避難誘導者の方が、『避難が優先！こっちへ避難して！』と強く促していました。
『訓練』というのはどうしてもシナリオ通りに行いますが、こういったとっさの行動や発言はなかなかできるものではありません。
普段からお客さんを一番に考えている従業員の方だからこそできる行いだと感じました。
その後、屋外にて初期消火訓練を水消火器（訓練用の消火器）を使用して実施しました。
従業員のほとんどの方が経験者ということで、大変上手にできていました！
引き続き応急手当講習にて『心肺蘇生法』と『AEDの使用方法』について受講して頂きました。
那賀町管内の温泉施設ではたびたび救急事案が発生しており、AEDの使用が必要となる事案も発生する可能性があります。
今回は実際に設置してあるAEDを使用しての講習でしたので、より充実した講習になったのではないかと思います。
講習への熱心な取り組み、ありがとうございました！