HOME記事GPSを使用した捜索訓練を実施しました

GPSを使用した捜索訓練を実施しました

携帯GPSを使用した捜索訓練

 

那賀町管内では登山や山菜取りなどの目的で入山した人が遭難し、捜索活動に発展することがあります。

今回の訓練では、登山者が遭難したという内容で、その際に119番通報若しくは110番通報の段階で

GPS情報(緯度経度といった情報)を早期に確認できたことを想定し、その情報をもとに捜索にあたるという内容です。

 

 

捜索訓練の様子

 

IMG_8690.JPG

大塚製薬鷲敷工場さんの敷地を借りて行いました。

この広大な敷地の中から高さ10㎝×横3㎝ほどの小さな対象物(遭難者)を探します。

 

 

IMG_8693.JPG

指揮本部の様子です。今回の訓練参加者は6名と少数でしたので指揮本部の様子もスマートです。

このスペースでPCやプリンター、携帯GPSを使用し、遭難者の情報を各隊員に反映、周知します。

 

 

IMG_8697.JPG

各隊員の軌跡や対象物の位置をリアルタイムで表示している様子です。

写真(かなりわかりにくい)の四角の表示物が対象物(遭難者)の位置となり、

それを目標に隊員が捜索しているのがわかります。(赤い線が隊員の軌跡です)

 

 

IMG_1.jpg

対象物と使用した携帯GPSの写真です。対象物は諸事情により消してあります。

携帯GPSは電池消耗が早いのが難点ですが、GPSの精度はとても高く、登山の際には必須です。

 

 

まとめ

 

捜索訓練は無事終了し、新しい捜索の方法が少し理解できたかと思います。

 

また日本では国民の祝日に『山の日』ができました。

『山の日』自体は2年目で、浸透していないイメージではありますが、確実に登山者の数は増えています。

今年度の『山の日』には幸いなことに山の事故はありませんでしたが、油断はできません。

今後何かしらの目的で山へ入山される方は必ず計画的にお願いします。

 

カテゴリー

くらしのガイド

このページの先頭へ