那賀町沢谷(旧木沢村)に自生する「タヌキノショクダイ」の第2回定期巡視を行いました。
第1回目(H30.6.19)においては個体は発見できませんでしたが、今回第2回目(H30.7.26)の定期巡視時には、8個体の自生が確認できました。(◆画像は添付ファイル参照◆)
『タヌキノショクダイ(狸の燭台)』・・・ヒナノシャクジョウ科の腐生植物。葉緑体を持たず、全体白色。夏、高さ1~4センチメートルの茎の頂に一花をつける。花筒は壺形、三枝の外花被は頂部で合着する。全体の形が昔ロウソクをともした道具である燭台に似ている。
タヌキノショクダイ調査書(H30.7.26).pdf (PDF 706KB)
※指定地への立ち入り制限について※ <文化庁・徳島県教育委員会・那賀町教育委員会>
近年個体数の減少により、定期巡視及び学術目的に限り立ち入りを許可し、現在も一般公開は中止しております。本年度(H30年度)改めて、今後における保護の方針について(一般公開を含む)関係機関と協議を行います。
希少植物を守るためにご理解くださいますようお願い申し上げます。