平成25年度から、個人町県民税(普通徴収分)及び固定資産税の前納報奨金制度が廃止になります。
廃止の理由は、
- 前納報奨金制度は、昭和25年の戦後の混乱した社会、経済状況のなかで、「税収の早期確保」や「納税意識の向上」などの目的で創設されましたが、60年以上が経過した現在では納税環境も大きく変化し、金融機関窓口、口座振替での自主納付の浸透により、その目的は達成されてきたこと。
- 町県民税を給与や年金から引き落とされている特別徴収義務者(金額ベースで8割)は制度の対象とならないため不公平な制度となっていること。
- 納税資金に余裕がない方には、本制度の恩恵がなく、納税の公平性に欠けていること。
- 県内市町村においても、半数以上の自治体が報奨金制度を廃止しており、雇用関係が重複し本町に隣接している阿南市においても平成25年度より制度を廃止すること。
などによるものです。
なお、報奨金は交付されませんが、制度廃止後も引き続き「納付書」又は「口座振替」により全期分を一括して納めていただくことはできます。
すでに「口座振替」で全期前納されている方で、前納報奨金廃止後に期別納付を希望される方は、変更の手続きが必要となりますので、税務課までお問い合わせ下さい。
これまで納期前納付にご協力いただきました皆様にはお礼を申し上げますとともに、制度廃止についてご理解をいただき、今後とも納期内納付にご協力くださいますようお願い申し上げます。