コブシモドキ
モクレン科の落葉高木。環境省のレッドデータブックでは、野生絶滅種(飼育・栽培下のみで存続している種)、徳島県のレッドデータブックでは絶滅に指定されています。
昭和23年、旧相生町平野の大建の谷において、植物学者の阿部近一・赤澤時之両氏によって1個体のみが発見されました。原木は低木状で、枝は地面をはい、土と接した部分から根がでていたことから「ハイコブシ」の別名もあります。その後にも数回にわたって現地調査が行われましたが現在まで発見にいたっていません。コブシモドキは三倍体であり、花は咲きますが種はできません。幸い阿部氏が挿し木によって栽培していたので絶滅をまぬがれました。現在でも県内で数本しか栽培されていない貴重な植物です。
2007年3月24日
ハンカチノキ
ダヴィディア属
Davidia involucrata
2007年4月21日撮影
だいぶ白く色づいてきました
4月21日
もう一本の木はまだこれからです
2007年4月26日撮影
白さが増して見頃です
2007年5月3日撮影
早いほうの木です
2007年5月3日撮影
遅い木も見頃となりました
2008年4月29日撮影
2009年